低年齢化が進むイマドキの子供の習い事事情

幼児教育
「三つ子の魂百まで」ということわざもあるように、乳幼児期の生育環境はその子の性格や性質の根底になります。
人間の脳は生まれてから1年で倍の重さになり、3歳までのあいだに脳の神経細胞の約8割が完成するため、3歳までは子どもの将来に大きく関係する大切な時期。
この時期は神経回路が最も盛んにつくられる時期でもあり、できるだけ多くの経験をすることが必要とされています。

最近は幼児教育の低年齢化が進んでおり、首の据わった4ヶ月頃から熱心に幼児教室へ通う親子もいるほど。
できるだけたくさんのことを経験させてあげたい、その思いは子どもの将来の可能性を最大限に広げてあげたいという親心であり、習い事の低年齢化はその表れなのかもしれません。
また、何歳からはじめるべきなのかタイミングをつかめないうちに時期を逃したくないという思いも、低年齢化に拍車をかけているという一面が見受けられます。

そんな小さい子に何ができるのか? と思いますが、リトミックや英語など耳の発達が著しい0歳期にふさわしいとされる習い事が人気のようです。
1歳を過ぎて活動が活発になってくると、身体や手先を使った総合的な教育系の習い事、水に慣らすベビースイミングなど親子でできるものが人気。
親子で参加できることで子どもも安心して取り組めることに加え、教育系では自宅で過ごす時間に応用できる内容が豊富なため、家庭で遊び相手をする際の参考になるとの声も多く聞かれます。
3歳ころからはスイミング、ピアノなどの人気が根強く、グローバル化を視野に入れて英会話教室も、習い事をしている子どもの7割が通っているほど定番の習い事になっているようです。

しかし習い事にはお金がかかります。
多くの習い事は最初に入会金や教材費などがかかり、その後の月謝も5000円~1万円ほどと決して安くはなく、習わせたいことはたくさんあっても一度はじめると継続が必要となるため、経済的な負担で悩むことも。
未就学児をもつ親へのアンケートで子どもに何かしら習い事をさせている家庭は8割強あり、そのなかで習い事にかける費用は1万円から1万5千円の世帯が最多。
ちなみに私立の幼稚園や小学校を目指すいわゆる「お受験」に向けて教育をしている家庭では、受験に向けた幼児教室のほかに絵画教室や体操教室などにも通い、ひと月の月謝は13万円前後のようです。

ついつい親の力が入りがちな子どもの習い事ですが、一番大切なのは子どもが楽しく学べる環境。
子どもの気持ちをいちばんに考え、親の希望の押し付けにならないよう気をつけましょう。

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